大栄教育システム青森教室
青森教室
 
 
 簿記・経理資格講座
  •  簿記は企業の収支や財産の増減などについてバランスよく記録

簿記というと「経理の仕事に必要な知識」というイメージをお持ちの方もいるかと思います。 もともと簿記という言葉は「帳簿記入」の略語。つまり簿記を学習することにより、まず帳簿が書けるようになります。 そしてもっとも大事なのは、この帳簿を読めるようになることです。 皆さんの中にも今までに「おこづかい帳」や「家計簿」を書いたことがある方がいらっしゃると思いますが、これらも簿記の一種です。 しかし、「おこづかい帳」や「家計簿」はお金が増えた時と減った時のみの記入し、またそれを見るのは自分自身になります。 これに対して企業で扱う簿記は複式簿記と呼ばれ、誰が見てもわかるように共通の名称(勘定科目)を用いてお金や財産などを記入していきます。 具体的な例を挙げますと、車を購入してお金を支払った場合「おこづかい帳」や「家計簿」ではお金が減ったということしか記入しませんでしたが、簿記ではお金が減ったことと同時に車が増えたということも記入していくことになります。 つまり、簿記では「お金が減った代わりに車を手に入れた」というお金の収支や財産の増減などについて、バランスよく記録を付けることになります。
 講座の特徴
  •  決してニーズが絶えることのない金銭管理のプロ

その目的をひとことで言うなら「お金の流れ」を把握するためです。いくら入って、いくら出ていき、いくら残ったか……を明確につかむことで、利益を上げるための改善ポイントがわかります。こうしたお金の管理は、業種・規模にかかわらず、どんな会社にも欠かせません。その実務を担うのが経理職であり、経理職のニーズがなくなることはありません。
最近は、伝票処理や給与計算といった経理実務をアウトソーシング(外部に委託)し、経理部門の正社員数を削減する企業も増えていますが、簿記資格に裏付けられた知識と実務経験があれば、外注先への指示やとりまとめを担う正社員として活躍できる可能性大。さらに、知識を磨くことによって、税理士・会計士などにステップアップし、独立開業を目指す道もあります。

  •  店長、商品企画職、技術者、営業職などにも活かせる

お金を管理するのは経理職だけではありません。例えば、店舗で働く販売職や店長は売れ行きを見ながら仕入れや在庫を調整する必要がありますし、商品を生み出す企画・開発職やエンジニアは原価と売価のバランスなど「コスト管理」の意識が求められます。これらも全て「お金の流れ」にかかわりますので、利益を追求するなら、やはり簿記の知識を持っているにこしたことはありません。また、営業職などにも、簿記知識が活かせます。会社の財務諸表が読めれば、取引先企業の経営状態がわかり、営業の効率アップが図れます。

 試験概要
  •  日商簿記検定

受験資格 年齢・性別・学歴に関係なく、誰でも受験できます。
試験内容 3級 商業簿記(2時間)
2級 商業簿記・工業簿記(2時間)
1級 商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算(3時間)
試験日 年3回実施
2月第4日曜日(1級試験は実施されません)/6月第2日曜日/11月第3日曜日
申込方法 試験日の約2カ月前に各地商工会議所に申込みます。
試験地 全国各地商工会議所が指定する会場
合格基準 100点満点で70点以上で合格。
ただし、1級は1科目でも40%に満たない科目があると不合格。
合格発表 3級・2級は、受験地の各地商工会議所に掲示。1級はハガキにより合否を通知
問い合わせ 日本商工会議所 / TEL.03-5777-8600
http://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/